第15番札所 薬王山 国分寺 金色院
やくおうざん こくぶんじ こんじきいん
JR府中駅から徒歩10分。 | |
御詠歌 | 薄く濃くわけわけ色を染めぬれば流転生死の秋のもみじ葉 |
住所 | 徳島県徳島市国府町矢野718-1 |
TEL | 088-642-0525 |
HP | |
宗派 | 曹洞宗 |
開基 |
聖武天皇(勅願) |
宿坊 | なし |
駐車場 | 境内に隣接 |
徳島市 電話088-621-5232 | |
http://www.city.tokushima.tokushima.jp/ |
常楽寺からはほぼ一本道、右手に大きな伽藍が見えてきたら「国分寺」。
天平14年(742)、聖武天皇が天下泰平を祈願し、全国66カ所に建立した国分寺のひとつで、四国霊場にも4つの国分寺がある。
山門のわきには「聖武天皇勅願所」と彫られた石がいまも残っている。
山門をくぐると、真っ正面に見えてくるのは、重層入母屋づくりの本堂。
七重大塔を備えた大伽藍を誇ったが、兵火で焼かれ、曹洞宗の吼山養師和尚が再興した。
往時のの繁栄を物語る七重塔の心礎石は珍しい環溝型。
本堂の横に安土桃山時代の様式を受け継ぐ池泉鑑賞式の大庭園があり、東に築山泉水庭、西に枯山水の形式を持つ。
本尊は薬師如来で、本堂の右手に祀られている鳥瑟沙摩明王は、大日如来の命を受けて、悪を降伏させて善へ導く役目を持つ諸尊で、眼と体の下半身の病に霊験があるとのこと。
世の中の一切のけがれや悪を焼き尽くすことによって、 不浄を清浄にする徳を持つと言われている。その顔は怒りの表情で、頭髪は炎々と燃え立つ火焔の形をしている。
一般にはトイレの神様として信仰され、下半身の病から、出産時の不浄を払う仏様としても信仰があり、納経所には「鳥瑟沙摩明王の札」が置かれている。
本尊 | ||
薬師如来 | ||
真言 | ||
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか | ||
15國分寺の國分寺遺跡と本堂 |
健康第一
巡礼の中でも夏の巡礼は要注意。
特に、水分補給は重要で、現在なら便利な栄養補助のスポーツドリンク等がおすすめ。
又、お遍路に慣れた人は、2本のタオルを頭と首筋に巻いたりと暑さ対策をしています。
水分補給と共に塩分もきちんと忘れないで補充して下さい。
夏場のトマトやキュウリ等、季節の物をしっかり取りましょう。スイカなどは本当に美味しい。
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