第69番札所 七宝山 観音寺
しっぽうざん かんおんじ
JR観音寺駅からJRバス 仁尾行 観音寺中学校前下車徒歩5分。 | |
御詠歌 | 観音の大悲の力強ければおもき罪をも引きあげてたべ |
住所 | 香川県観音寺市八幡町1丁目2-7 |
TEL | 0875-25-3871 |
HP | http://www.evam.ne.jp/kannonji/ |
宗派 | 真言宗大覚寺派 |
開基 |
日証上人 |
宿坊 | なし |
駐車場 | 境内に隣接 |
観音寺市役所 電話0875-23-3900 | |
http://www.city.kanonji.kagawa.jp/ |
第68番・神恵院境内から石段を下りた所の最短距離の札所の「観音寺」。
神恵院と同じく、観音寺も大宝3年(703)に日証上人によって琴弾八幡宮の神宮寺として建立された寺。
大同年間(806~810)、唐から帰国して間もない弘法大師がここを訪れ、そのまま第七代住職になっている。大師は神功皇后は観世音の生まれ変わりとして聖観世音菩薩像を刻み、ここの本尊とした。そして、寺号も観音寺と改めた。
さらに周辺に47基の仏塔を建て、七種の珍宝を埋めて地鎮、これにちなんで山号を七宝山とと改名し、寺号の神宮寺も観音寺と改名した。
金堂とも呼ばれる本堂は、国の重要文化財にも指定。室町時代初期の建築とされており、文明4年大永5年(1472~1525)の間に大修復が行われ、昭和36年(1961)にも解体修理が施されている。この本堂には、本尊である聖観世音菩薩と薬師如来、阿弥陀如来座像を安置している。
広い境内には楠の老樹が生い茂り、春には「つつじ」の名所として知られていて、背後にある山の斜面を利用した回遊式枯山水庭園「魏々園」があります。
天然記念物の根上り松は、歩いて200mほどのところに老黒松の根が地上に露出し、勇壮な姿を見せている。
西方向には弘法大師が水不足に苦しむ住民の為に掘った井戸「山口の井戸」があり、昭和初期まで水源として利用されていた。
本尊 | ||
聖観世音菩薩 | ||
真言 | ||
おん あろりきゃ そわか | ||
69観音寺の鐘楼 |
梧桐庵
観音寺境内には軽喫茶「いっぷく処・梧桐庵」があります。
文字通り、いっぷくして、疲れた足をいたわりたい。 有名な讃岐うどんや甘味などもあります。
巡拝用品も豊富に揃い、不足した物があれば、手に入ります。
電話0875-25-6022
|