和歌山県 高野山 真言密教の聖地
大阪・難波から南海電鉄特急で1時間20分。 | |
極楽橋駅から高野山ケーブルで5分、高野山駅下車。 | |
駅前のバスで21分、奥の院前下車、徒歩15分。 | |
大門までは駅前のバスで17分。 | |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町大字高野山 |
HP | http://www.koyasan.or.jp/ |
宗派 | 高野山真言宗 |
開基 | 弘法大師 |
高野山観光協会・宿坊組合 電話0736-56-2616 | |
http://www.shukubo.jp/ |
高野山は2004年7月「紀伊山地の霊場と参詣道」として、フランスはパリに本部を
置く、 国際連合のユネスコという国連教育科学文化機関で決定され、世界遺産に登録されました。
弘法大師の三大聖地は香川県の善通寺(75番札所)、京都府の東寺、そして和歌山県の高野山。
海抜約1,000メートル。周囲を山々に囲まれた、東西5.5キロ、南北2.3キロの山上盆地の宗教都市・高野山は、弘法大師が弘仁7年(西暦816年)に当時の帝、嵯峨天皇より高野山開創の勅許を得、真言密教の根本道場として開き、総本山・金剛峯寺(こんごうぶじ)を中心に117もの寺院が並ぶ。
明治初年に興山寺と豊臣秀吉の建てた青厳寺を合わせてを金剛峯寺と改称したけれど、本来は一山の総称であり、諸堂や大門、奥の院など高野山全体が金剛峯寺の境内ということになります。
宗派を越えて信仰を集める高野山へ、八十八ヵ所を打ち終えた後に、感謝を込めて奥の院の御廟へ「結願」の高野山まいりへ。
迫力のある大門
道沿いには様々なお寺
常喜院の大師像
「歩く」ということを意識して南海・高野山駅から「女人堂」歩行者通行禁止の方向ではなく大門までの約3㌔をまず歩く。(本数は少ないけれど一応バスもあり)
朱塗りの高さ25.1㍍の二層門が一山の総門であり正門でもある「大門」。
邪気を持つ者が山内に入らないように、両脇に金剛力士像(法橋運長作)がにらみを利かせています。
大門をくぐり巨樹に目を奪われながら、舗装された道を歩くと、左手に伽藍のシンボルと言われる、日本初の多宝塔・朱塗りの「根本大塔」TEL0736-56-3215。近くには弘法大師がお住まいになっていたといわれる「御影堂」や高野山に残る最古の建物「不動堂」や「金堂・西塔・東塔」があります。
秋には紅葉の美しい蛇腹道からも「金剛峯寺」へ抜けられますが、あえて道路に戻り高野山の国宝や重文などを保管し公開している「霊宝館」TEL0736-56-2029を抜けて、道なりに左へゆくと突き当たり右に「金剛峯寺」TEL0736-56-2328。
道の両サイドには、お寺さんやお土産屋さんが並び、変わった店を見つけたりしながら奥の院の入口 の「一の橋」。
ここから 御廟までの約2㌔の参道はとにかく巨樹の杉も20万基とも言われる歴史上の有名人も含めてズラリと並ぶ墓碑も歴史を感じさせてくれます。
「大門」から「奥の院」までは約4㌔(寄り道しないで歩いた場合)。
橋の先からは奥の院(写真撮影禁止)
そのさらに奥に大師御廟は線香の香りが漂い、般若心経等を唱和してしている人々の姿。
外国人の観光客も多く、そして一般の人々の中に、お遍路姿の人々も自然な姿でたたずんでいました。
奥の院御供所TEL0736-56-2002。
色鮮やかな根本大塔
歴史を感じさせる建物
見事な龍の彫り物
金剛峯寺の入り口
変な本屋?
大師入定の地・奥の院