第13番札所 大栗山 大日寺 華蔵院
おおぐりざん だいにちじ けぞういん
JR府中駅から徒歩40分。 | |
御詠歌 | 阿波の国一の宮とはゆうだすきかけて頼めやこの世後の世 |
住所 | 徳島県徳島市一宮町西丁263 |
TEL | 088-644-0069 |
HP | |
宗派 | 真言宗大覚寺派 |
開基 |
弘法大師 |
宿坊 | あり(要予約) |
駐車場 | 境内まで徒歩3分 |
徳島市 電話088-621-5232 | |
http://www.city.tokushima.tokushima.jp/ |
行基と弘法大師の名作仏像を安置する「大日寺」。
弘仁6年(815)、弘法大師が大日如来のお告げによって建立した寺。
大師は大日如来を刻んで本尊とし、堂宇を建てて安置し、寺名も大日如来にちなんでつけられたもの。
のちに阿波の総鎮守である一宮神社が建てられた時、この寺がその別当寺になっている。明治時代の神仏分離令により、 一宮神社にあった行基作の十一面観世音菩薩は大日寺に移され本尊となり、もともとの本尊の大日如来は脇侍仏となり一緒に安置された。
本堂前に右手を揚げて坐っているのは撫で仏のおびんずる様で、 願いごとを唱えながら撫でると願いごとが叶えられると言われている。
門を入った正面の所には、合掌している両手の中に小さな観音像が入った 「しあわせ観音」と言われる観音像が建っている。その名の通り幸せを願い祈るといいとされ、 多くの参拝客に親しまれているそう。その他、しあわせ観音の裏側には小さな池があり竜王像を取り囲むように 七福神像が建っていたり、 境内には水子地蔵、子安地蔵尊なども祀られている。
大日寺から5㎞ほど離れた、奥の院にあたる建治寺の本尊・金剛蔵王大権現は、心身の悩みを解決するための零示を与えてくれることで知られていて、住職を介して授けられるそのお言葉は「おうかがい」と呼ばれている。
客殿は平成6年に総檜造りの2階建てに立て替えられたもので、「快適に過ごせる」と宿泊遍路に大人気。 同時に食堂(宿泊遍路のみ使用)や納経所、トイレなども新しく改築された。
本尊 | ||
十一面観世音菩薩 | ||
真言 | ||
おん まか きゃろにきや そわか | ||
13大日寺の山門(薬医門) |
三信条
1・摂取不捨(仏は決して衆民を見捨てず、守ってくださる)を信じ、同行二人でいることを忘れずに。
2・愚痴や妄言を慎む。
3・現世利益(今生きているこの世での仏の恵み)を感謝し巡拝しながら一つ一つ煩悩を消していく。
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