第41番札所 稲荷山 龍光寺 護国院
いなりざん りゅうこうじ ごこくいん
JR土讃線務田駅下車 徒歩20分。 | |
御詠歌 | この神は三国流布の密教を守り給はん誓ひとぞきく |
住所 | 愛媛県宇和島市三間町戸雁173 |
TEL | 0895-58-2186 |
HP | |
宗派 | 真言宗御室派 |
開基 |
弘法大師 |
宿坊 | なし |
駐車場 | 境内まで徒歩2分 |
宇和島市観光協会 電話0895-22-3934 | |
http://www.uwajima.org/course/mima.html |
宇和海岸の美しいリアス式海岸の景色を見ながら遍路の道は続く。
三間平野を見下ろす、小高い山の中腹に位置しているのが、神社と合体したお寺の「龍光寺」。
山門はなく、参道の入口の鳥居をくぐって長い石段を上ると本堂と大師堂があり、さらに石段を上ると正面が稲荷神社。
もとの本尊が稲荷大明神だったため、寺の配置は他の霊場と少し違っていて、地元では「三間のお稲荷さん」の愛称で親しまれている。
大同2年(807)、弘法大師がこの地を訪れたとき、稲を背負ったおじいさんが現れて、大師に「われこの地に住み、法教を守護し、諸民の利益せん」と告げ姿を消してしまいました。この地には霊験があると感じた大師は老人を五穀大明神の化身であろうと考えて、尊像を刻んで稲荷大明神として安置。稲荷山龍光寺を開基した。
本堂には、本尊の十一面観世音菩薩と、脇侍の不動明王、毘沙門天、そして稲荷大明神がまつられています。
明治時代の神仏分離令により、今の本堂が建ち本尊は十一面観音となり、もとの本堂が稲荷神社となった。
例年、3月の第1日曜には、お稲荷さんの大祭が行われている。 これは、弘法大師が出会った五穀大明神をまつるもので、 当日は五穀豊穣や商売繁盛を祈願する人で大いに賑わう。
本尊 | ||
十一面観世音菩薩 | ||
真言 | ||
おん まか きゃろにきゃ そわか | ||
41龍光寺の孔雀明王 |
稲荷大明神
稲荷神(いなりのかみ、いなりしん)は、日本の神。稲荷大明神(いなりだいみょうじん)ともいい、お稲荷様・お稲荷さんの名で親しまれる。
日本各所にある神道上の稲荷神社の総本社は京都市伏見区にある伏見稲荷大社である。 また神仏習合思想においては仏法における荼吉尼天が本地仏とされる(その総本社は豊川稲荷)。
稲荷神は、宇迦之御魂神(うかのみたま。倉稲魂命とも書く)などの穀物の神の総称であり、宇迦之御魂神の他、豊宇気毘売命(とようけびめ)、保食神(うけもち)、大宣都比売神(おおげつひめ)、若宇迦売神(わかうかめ)、御饌津神(みけつ)などとされている。
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